【出会いと気づきと発信】

大学4年の夏。
記録的猛暑が続く日々。
同期は大学最後の夏休みのスタートを切り始めている中・・・
 
わたしは、8月から来年の7月まで11ヶ月オランダのロッテルダム応用科学大学に留学します!
 
先日トビタテ!留学JAPAN9期生に採択していただき、先日壮行会、事前研修会に参加してきました。
 
 
 
留学テーマは『捨てられるはずの食べ物をお⾦に変えるビジネスを日本で広めるために』です。
あと昨日良いキーワード見つけたのでこれから使っていこうと思います→【#ゴミ袋から胃袋へ】
 
計画としてはまず、大学に通って実践的なビジネススキル、マーケティングを勉強すると同時に、
食×ITの分野が発達しているオランダの企業でフードロス関係のインターンをする予定。
 
具体的な留学の計画内容はもう話しすぎて疲れたのでここでは割愛。。
今回は、壮行会・事前研修会で学び得たことがかなり大きいので、このことについて忘れないうちに投稿しようと思います。
 
⑴多様な出会い
まず、トビタテ9期生の圧倒的なコミュ力と熱量と多様性にはかなり刺激を受けた。
自分と同じ大学生のはずなのに、もうすでにその分野界隈で名前が知られている人、事業を立ち上げている人、昆虫を食べちゃう人、ビールの研究する人、メキシコでバナナの皮を化粧品にしちゃう人、ミャンマーオタクな人、ルワンダでVCやる人、etc......とまあ挙げれば切りがない・・・笑。
 
その中でも特に刺激になったのは、理系学生や研究者との出会いだった。
今まで文系大学生として過ごしてきて、理系とは接点があまりなかったから、研究内容の話を聞くのはすごく新鮮だった。
そしてその人たちが持つ『専門分野』に憧れてしまった自分がいた。
大学生、大学院生の間研究をしてきて、その分野において圧倒的な知識を持ち、自分で開発して、技術の最先端にいる立場からビジネスを語ることのできる彼らが羨ましい。
だから今からでも、まず、自分の『食』という専門分野をとことん極める!と決めた。
 
⑵グローバルリーダーとは何か
この二日間、大樹さん、船橋さんをはじめ、YGLs、アルー株式会社の方、支援企業の方、トビタテ事務局の方、トビタテOBさん、など生き生きと生きている"大人"のお話を聞かせてもらった。
今回はグローバルリーダーについて。
そこで気づいたことは調和力のある日本人は、世界ではリーダー気質な人が多いんじゃないかなと。
リーダーって先導して組織を前から引っ張っていくような人が向いてると思ってたけど、それが成り立つのは日本内だけで、世界ではそうでもないかもしれない、と思った。
例えば、自己主張の激しい多様な人種がいるグループの中で、はたまた自己主張の激しい人がリーダーになったらその組織はまとまるはずがないよね。
そんなとき、日本人みたいに調和力と傾聴力のある(笑)人が一人でもいればきっと話はまとまる。
だから、特に世界に出るときは、率先してリーダーっていうポジションにつくべきかもしれない。
 
⑶発信することの重要性
そうやってたくさんの人と話す中で、自分について省みた。
自分は自分で好きなことを見つけて行動を起こすことはできるけれど、自分から発信して周りを巻き込もうとしたことがなかった。
今まで実行委員長やリーダーといったポジションについたことはあっても、どれも人から頼まれたり、やる人がいなかったから、など受け身な理由で始まったものだったということに初めて気づいた。
だからこそ、今回の留学の自分自身のテーマは【#発信】。
自分から何か生み出す、そして周りも巻き込む。
 
 
 
ということで、その発信の一つではありますが。
JAPAN NIGHT トビタテver.をやりたい!!!
イメージは、ダボス会議のJAPAN NIGHTみたいな感じです。
寿司だけじゃなくて日本の地域の特産品、名物料理とかも紹介するイベントをやりたいなあと今日、思いました。
舞台はヨーロッパのどこか。
ということで、トビタテの日本発信プロジェクトとしてできたらいいなと思うので興味のある方連絡していただけたら嬉しいです。

ここのところインプットが多すぎて爆発しそうだったのでpostしてみました。
これから一年間どうなるか楽しみ!!
とりあえずまずは今あるこのハイなモチベーションを維持していかなきゃな笑。
 

コークッキングでのインターンシップ

 

今まで自分の中で抱えてきた問題意識が表面に出てついに形になり始めた2018 年。

2018年の前期は、振り返ると今まで心の奥に秘めてた実はずーっとやりたかったことが少しずつ現実になってきた、actionの半期だった。奇跡の期間といえるかもしれない。運命の期間といえるかもしれない。
 
大学入ってからは生活の8割以上ESSで、素敵な仲間や全力で打ち込める好きなことに夢中で、正直充実という言葉が一番フィットしてた。
 
3年になるとESSの外で自分のやりたいこととかコミュニティが増えていって、あちらこちらに手を出していた感じ。
フランス留学、留学生サポーター、10大学合同セミナー、ハーベスト大会運営、スピーチ大会出場、ゲストハウスバイト、etc...
2017年の一年だけでもたくさんの思い出がある。
 
じゃあ2018年は何をしていたのか。
 
自分の中で大きいものは、やっぱり株式会社コークッキングのインターンだった。
 
フードロスという問題に向き合い初めてから3年。
 
大学生活色んなことしていたけどこの問題からはなぜか離れることができなかった。自分の意思ではなく、吸い寄せられてる感じ。
アルバイト先のパン屋での廃棄、フードロスに関するスピーチ、フードバンクでのボランティア…そんな軌跡を歩みながらたどり着いたのが、『TABETE』というサービスだった。
 
そしていつの間にか、この会社でインターンをするようになって、TABETEを大きくする人間の一人になってた。
 
この会社に出会えたのは、偶然であったけれど、奇跡であり、同時に運命だった。
そしてこの半年間は間違いなく自分の人生におけるターニングポイントになったと思う。
この半年間、大好きなTABETEっていうサービスに関わって、素敵な社員さんと一緒に、コークッキングという会社でインターンをさせてもらえて幸せだった。
 
自分の場合、元バイト先のパン屋を受注してTABETEに登録してもらうことが当初からの目標だった。
そしてなんと、そのパン屋が加盟することになった。嬉しすぎて、心臓が震えた。
これこそ、仕事のやりがいを感じる瞬間なんだと素直に思った。
このパン屋受注は、日本全体で見たら小さなことだけれど、自分にとってはかなり大きくて、半年間の集大成だった。
 
 
 
ここでは、自分が直面したことのない経験、大学生である内に大学生という枠組みを飛び越えることのできた経験、自分の手で日本社会が変わっていくのを実感する経験をさせてもらうことができた。
ゼロイチを生み出す。たやすいことではないけれど、一つ一つの目標を達成した時の達成感は表現しがたいほど大きいということを知った。
 
 
 
今まで、ありがとうございました。
そして今後の成長を応援しています。